自律分散社会を育む研修
~ティール組織について深く学び、拡げる~
海士町の「島まるごと診療所」ツアー
~課題先進地のプライマリケアを感じる旅~
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風と土との理念
philosophy

新たな可能性(風)を、
現実(土)に
私たちは、持続可能で幸せな未来を次の世代に手渡すことを目指します。
いま世界中で、持続可能で幸せな社会を創り出すための新たな可能性が次々と生まれています。例えば、再生可能エネルギーやITを用いた遠隔医療のような「技術」、GNH(国民総幸福度)やSDGs(持続可能な開発目標)、ティール組織やベーシックインカムといった「考え方や取り組み」。
ここに、1人1人の心の中にある新たな可能性がかけあわさったとき、はじめて机上の空論で終わらず、現実にすることができると私たちは信じています。
「風と土と」という名前には、3つの意味を込めています
1.
風の人(よそ者)と土の人(地元)で、共に希望を創り出す
「風」は遠くから理想を含んでやってくるもの。「土」はそこにあって生命を生み出し育むもの。土の人が耕してきた畑に、風の人が運んで来る種をまいて共に育て実りの時を待つ。その日々が様々な地域の希望につながると信じ、私たちは風の人と土の人と共に歩みます。
2.
目に見えない「本質」を大切に
【地理が風土を生み、風土が人間をつくり、人間が歴史をつむぐ】
これは紀元前の司馬遷の言葉です。「風」は目に見えないもの。「土」は目に見えるもの。地域や組織、人と向き合うにあたり、目に見える事物だけでなく、その奥にある目に見えない「風土」や「らしさ」といった「本質」を大切にします。
3.
「風」と「土」とをつなぐ「水」になる
雲が「風」に運ばれ、雨が降り、「土」が潤い、食物が育ち、人の暮らしがある。風と土とをつなぎ、風土を生み出すには、「水」の存在が必要です。
グローバルとローカル、都会と田舎、消費者と生産者、行政と住民、よそ者と地元、といった相反する二項対立ではなく、私たちが両者を理解して想いをつなぐバイリンガル(水のような存在)となることで、共創する多項循環を生み出していきます。
このような理念のもと、私たちは新たな可能性(風)を、現実(土)にしていきます。
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代表挨拶
message

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事業内容
business

持続可能で幸せな社会の実現に向けて、私たちは次の事業を行います。
{ 地域づくり事業 }
地域に根差しつつ、世界中の新たな可能性を活かした地域づくり事業を進めます。私たちが暮らす海士町の活動を中心に、日本各地や世界中の人たちと手を組み、知見を共有し、地域のビジョン・仕組み・仲間を創っていきます。
事業実績
・海士町創生総合戦略 人口ビジョン(明日の海士をつくる会)
・海士町景観計画(PDF7.3MB)
・海士の地域・福祉の未来を考える会
・コクリ!海士 1/2/3
{ 人材育成事業 }
社会を創るのは人です。世界中の学びの知見を取り入れつつ、1人1人が心の中にある新たな可能性に気付き、現実にする人材育成事業を進めます。対象は海士町内のみならず島外の組織や個人としており、海士町の他東京都内や他地域でも実施しています。
リーダーシップ研修
持続可能な社会のモデルを目指す海士町のリーダーたちを映し鏡に、自分自身を見つめ直してビジョンを描き、自ら挑戦を生み出していく社会イノベーション研修
「私-仕事-社会」を紐づけ、自分事化された社会イノベーションを生み出していくチームビルディング研修
組織内の信頼関係を深め、ビジョンを描き、一体感を高める海士五感塾
気付く力、感じる力を高め学び上手になることで、人間力を向上させる地域づくり研修
海士町の数多くの挑戦から生まれた知見を学び、自分たちの地域づくりに役立てる地域コーディネーター研修
地域内外のつなぎ役となる地域コーディネーターに必要な知見を体感し学ぶ
いずれも、室内でのワークショップやケーススタディだけでなく、社会や自然の現場を体感し実践者たちに触れる、現在進行形・体感型・対話型の研修をおこなっています。
事業実績
(敬称略)
【リーダーシップ研修】
リコー、松下政経塾、東京医進学院
【社会イノベーション研修】
日立製作所(PDF4.2MB)、JICA、地域・教育魅力化プラットフォーム
【チームビルディング研修】
海士町役場、海士町社会福祉協議会、島前高校魅力化プロジェクト、イオンリテールワーカーズユニオン
【海士五感塾】
イオンリテールワーカーズユニオン、サントリー労働組合(PDF2.6MB)、味の素労働組合(PDF3MB)、豊田合成労働組合、山陰合同銀行労働組合
【地域づくり研修】
復興庁(PDF9.5MB)、地域活性化センター、上智大学、一橋大学、名古屋市立大学、武蔵野大学、流通科学大学
【地域コーディネーター研修】
地域おこし協力隊、しまコトアカデミー、めぐりカレッジ
{ メディア事業 }
海士町のみならず世界中の知見を集め伝えるために、ホームページ・動画・冊子制作やイベント運営を行います。日本各地や世界中に生まれている新たな可能性が最大化するようなネットワークづくりも進めます。現在、英治出版の協力のもと出版事業を準備中です。
事業実績
・AMAカフェ
・島の大使館
・あまだねくらぶ
・あまのききがき
・海士伝
・海士webデパート
・社会イノベーター公志園
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採用/ニュース
/メディア
information

採用
持続可能で幸せな未来を実現するために、私たちは新しい可能性を求めています。
そのために2種類の採用をします。
ニュース
イベント情報などはこちらです。
- 2020/1/15 ― 地域資本主義サロン カヤックLiving
- 2019/12/6 ― エコプロ2019
- 2019/9/16 ― ふるさと回帰フェア2019
- 2019/3/16 ― 地域経済循環フォーラム
- 2019/2/12 ― カヤックLiving&風と土と共催イベント 海士町資本主義×鎌倉資本主義
- 2019/1/31 ― MICHIKARA官民協働フォーラム
- 2018/12/8 ― 第10回全国エコツーリズム学生シンポジウム
- 2018/11/8 ― 株式会社風と土と『新社名披露宴』
メディア
主な取材記事等はこちらです。
≪風と土とについて≫
≪巡の環について≫
- ⇒ 「地方再生」のモデルと注目を浴びた島根の島 ―『日経BP』
- ⇒ 移住を選んだ人たち ベンチャー起業家 阿部裕志さん ―『全労済』
- ⇒ 自分の居場所をつくるという幸せ。―『Cyclingood SIMANO』
- ⇒ 島から未来をつくる ―『朝日新聞be』(PDF1.2MB)
- ⇒ 人生の学校、離島で作る ―『日経ビジネス』(PDF1.6MB)
≪海士町について≫
- ⇒ 島根県海士町に人が集まる秘密とは? ―『HUFFPOST』
- ⇒ 挑戦し続けることの力 ―『アネモトリ -風の手帖-』
- ⇒ 海士町における地域づくりの展開プロセス ―『自治総研通巻』(PDF0.5MB)
≪未来への考察≫
著書はこちらです。
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会社概要
company profile

会社概要
会社名 | 株式会社 風と土と |
設立年月日 | 2008年1月29日(株式会社巡の環として設立) |
社名変更年月日 | 2018年9月25日 |
資本金 | 750万円 |
事業内容 | 地域づくり事業、人材育成事業、メディア事業 |
所在地 | 島根県隠岐郡海士町大字海士1700-2 |
電話番号/FAX | 08514-2-1966 |
代表取締役 | 阿部裕志 |
取締役 | 長島威年 |
アドバイザー | 水谷智之(元株式会社リクルートキャリア代表取締役) 枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長) |
従業員数 | 9名(2020年7月1日現在) |
連絡先 | info@kazetotuchito.jp |
会社概要
これまでの取引先
(五十音順・敬称略)
【地域づくり事業】
海士町、国土交通省、島根県、中小企業庁、公益財団法人ふるさと島根定住財団
【人材育成事業】
味の素労働組合、イオンリテールワーカーズユニオン、京都府、独立行政法人国際協力機構(JICA)、株式会社三栄、山陰合同銀行労働組合、サントリー労働組合、島根県隠岐支庁、上智大学、シーズ総合政策研究所、一般社団法人地域活性化センター、一般財団法人 地域・教育魅力化プラットフォーム株式会社東京医進学院、豊田合成労働組合、名古屋市立大学、名古屋市、一般社団法人日本能率協会、株式会社日立製作所、一橋大学、復興庁、公益財団法人松下政経塾、武蔵野大学、株式会社リコー、流通科学大学
代表プロフィール

阿部 裕志
株式会社風と土と 代表取締役
株式会社風と土と
代表取締役
1978年愛媛県生まれ。京都大学大学院にてチタン合金の研究で修士号を取得後、トヨタ自動車の生産技術エンジニアとして働くが、現代社会のあり方に疑問を抱き、2008年海士町に移住、起業。島のビジョン・戦略・プロジェクトを生み出す地域づくり事業、島外の企業や自治体、大学の研修を島で行う人材育成事業を行うほか、辺境の島から温かい関係性を高める叡智を広げる出版社「海士の風」を立ち上げ準備中。
田んぼや畑、素潜り漁、神楽などローカルな活動を実践しつつ、イギリス・シューマッハカレッジやドラッカースクール・セルフマネジメントなどのエッセンスを活用した研修プログラムづくり、JICAと提携し海士町とブータンとの交流づくりなど、グローバルな視点も取り入れながら、持続可能な未来を切り拓いている。
環境省・プラットフォームのあり方に関する検討ワーキング委員、海士町教育委員教育長代行、隠岐國商工会理事、AMAホールディングス株式会社取締役、一般社団法人ないものはないラボ共同代表を務める。平成26年度ふるさとづくり大賞総務大臣賞受賞。著書『僕たちは島で、未来を見ることにした(木楽舎)』
スタッフプロフィール
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長島 威年
取締役
1983年、東京都生まれ。「学習する組織」に出会ったことがきっかけで人事領域に興味が湧き、パーソルホールディングスにて組織開発・人材開発に従事。2020年8月より海士町に移住。暮らしの中に社会課題があり、それを日々解決するこの島に次の時代に繋がる希望を見出している。12年間、続いている風と土とのバトンを受けつつ、次の世代にいい形でつなぎたい。
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萩原 亜沙美
出版プロデューサー
大阪府吹田市で生まれ育つ。就活を開始して「何がやりたいのか」に悩み、大学4年生で就職活動を休止。フリーランスで研修、コンサルをしていた嘉村賢州氏のアシスタントとして最後の学生時代を過ごす。卒業と同時に京都で「場とつながりラボホームズビー」を立ち上げる。京都市100人委員会の事務局を経験し、人の可能性を引き出す「場」の力に興味をもつ。縁あって、2010年7月より海士に移住。店長としてカフェを通した場づくりを経験。その後インターンを経て、風と土と(旧:巡の環)に就職。学び続けられる環境に、喜びを感じている。現在は新規事業「海士の風」出版の立ち上げに携わる。
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吉村 史子
総務経理
茨城県つくば市で育ち、大学進学を機に上京。都会や海外生活を満喫するもセルジュ・ラトゥーシュの「脱成長」の考えに感銘を受ける。2011年秋、巡の環(現:風と土と)のインターンとして半年間海士に滞在中、とあるご縁で結婚し、海士を終の棲家とする。大切にしたいテーマは「社会の多様性と公平性」。子どもを育てながら、海士で自分ができることをコツコツとやっていこうと考えている。趣味はラジオ鑑賞とうつわ集め。
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浅井 峰光
人を活かす組織・社会づくり担当
1979年、愛知県長久手市で生まれ育つ。17回の引っ越しを経て、島にたどり着く。20年で650人が意図をもって移住し、それを受け入れてきた島だからこそできる「人を活かす組織・社会」のモデルづくりに取り組む。 自身の学生起業&失敗経験と、20名以上の経営者とのプロジェクト実施経験から、人を活かすこと可能性と難しさを体感。さらに、大きな組織で成果を出すためにも「個人の想い」が大切であることを上場企業マーケティング担当としての実践経験から確信している。 島では兼業農家として除草剤を使わずにお米2トンを作り、素潜りでサザエアワビを収穫することで、眠っているDNAの開発も進行中。
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岡本 夕紀
研修、海士の資本活かし担当
富山県立山町出身、新潟、東京を経て2019年4月海士町へ。新卒で入った化学工業薬品卸売会社にて、大量生産大量消費への疑問を抱き、もともと興味のあった教育業界(NPO)に転職。次第に子ども・学生の学びから大人・組織の在り方・働くことに意識が移る。ネットで風と土とを見つけビジョンに強く共感し、ジョイン。「あるものを活かすにはどうしたらいいか」を探求すべく研修事業、海士の環境資本の事業などに関わっている。
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若柳 翼
研修・組織開発担当
1984年、宮城県生まれ。自重献身を校訓とする自由な高校で、地域と学校をつなぐ活動の中で対話的な場づくりに興味を持つ。 大学院修了後、教育系ベンチャー企業で質的研究・研修開発に従事。のちに独立し、コーチ・研修講師。2019年7月より一家で海士町に移住、風と土とでは研修事業・医療の魅力化プロジェクトを担当。島のコーチ・ファシリテーターとして、個人の想いを起点とした柔らかくしなやかな組織づくりを探究している。
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佐川 洋介
風の出向生
富士山と海の見える静岡で育ち、性格は(基本的に)温和。愛読書は司馬遼太郎の歴史小説で、なかでも好きなシーンは「竜馬がゆく」の薩長同盟。対向する2つのものの中間位置に惹かれ、なにやら可能性を感じている。トヨタ自動車から風と土とに2年間の出向中。海士での自分の変化を一番実感したのは「好きな武将はだれ?」と聞かれて「石田三成」と答えるようになったこと。
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高本 亜梨紗
インターンシップ生
2002年、熊本県生まれ。隠岐島前高校3年生。高校3年生の2学期から1年間休学し、インターンシップをさせてもらっている。インターンシップを通して、実際に働く現場を見たり、体験したりして、自分の進路を考えていこうと思っている。「高校生」や「私」だからできることを糸口に、何か貢献できたらいいなと考えている。